首の骨について知ろう
脊柱(せきちゅう)と呼ばれる人間の背骨は椎骨(ついこつ)という24個のブロックでできています。
- 頸椎(けいつい)・・・首の骨7個
- 脊椎(せきつい)・・・背中の骨12個
- 腰椎(ようつい)・・・腰の骨5個
がバランスよく積み上がって人間の体を支えてくれています。24個の椎骨は真っ直ぐに積み上がるのではなく緩やかなS字を描いて身体にかかる力を分散させます。
背骨がバネのような機能を持っているために身体にかかる衝撃を脳に直接与えず、負担を軽減してくれているのです。
首の骨に当たる頸椎(けいつい)はゆるやか〜なC字を描いているのが正しい状態です。
人間の首は緩やかなC字を描いています。
ストレートネック
日常生活で首が前にでる動作や姿勢が多いとC字を描いていた首の骨がまっすぐに積み上がります。
頸椎の組み合わせがもつ自然なカーブがなくなった状態をストレートネックと呼びます。
体重の1/8もあるとされている人間の頭は背骨全体で支えられています。
ところが、ストレートネックになるとこれまで頭を支えてきた重みが分散されず、頸椎に直接負担がかかっていまします。
頸椎にかかる重みは首の後ろの筋肉を凝り固まらせて、他の筋肉や神経、血管などに影響を及ぼします。
また、足からくる振動もモロに受けやすくなります。
ストレートネックの原因
ストレートネックの原因は日常生活の動作や姿勢にあります。
- 下を向いてスマホを触っている
- 猫背である
- パソコン作業が多い
上記の姿勢がある人は首が前に出ている可能性があり、ストレートネックになりやすくなります。
普段の姿勢を見直すところから始めましょう。
ストレートネックが引き起こす症状
ストレートネックになるとどんな症状を引き起こすのでしょうか?
- 慢性的な肩こり
- 腰痛
- 手足のしびれ
- めまい
- 椎間板ヘルニア
首の骨は特に肩から腕にかけての影響を及ぼします。
ストレートネックが長期化すると全身の筋肉や背骨に影響を与えて腰痛につながりやすくなるのです。
ストレートネックと腰痛の関係性は?
ストレートネックと腰痛の関係性は直接的ではありませんが、間接的にあります。
ストレートネックにより首回りや背中周りの筋肉が凝り始めて猫背になり、腰への負担がかかるというものです。背中の骨が歪むことで腰に影響があるのです。
背骨が全体で連結しているのでくびや
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