腰痛は利き足と軸足の関係性に原因があった?

つらい腰痛に悩まされている人の中で、ついつい足を組んでしまったり、電車の待ち時間にどちらかの足に体重をかけている人はいませんか?

バランスの悪い足の組み方をしていることが原因で腰痛が発生している可能性があります。

足の使い方による体への歪みの左右差をなくすことであなたの腰痛が軽くなるかもしれません。

普段からよく使う足とそうでない足の見分け方から、足を組みたくなった時の解決法までご紹介していきます。

利き足と軸足

あなたは右利き?左利き?はたまた両利きでしょうか。ハサミやお箸を使うとき、とっさに差し出す手はどちらでしょうか。誰にでも使いやすい方の手、左右のうち器用に動かしやすい利き手があるように、足にも利き足が存在します。

利き足とは反対に身体を支える役割を果たす軸足も存在します。

利き足と軸足チェック法

普段、あなたが脚を組む時に上に来るのはどちらの足でしょうか。

上に来る脚が利き足、足を乗せられる方の足が軸足となります。

他にもチェック方法はあります。

片足立ちをした時によりふらつきの少なかった足はどちらでしょうか。

ふらつきのより少なかった足が軸足となります。反対にふらつきの多かった足が利き足になります。

組む足と、ふらつかない足が一緒であった場合は、身体をバランスよく使えているということになります。

利き足と軸足が存在することを知ってもらったうえで、軸足のある方に体重をかけて身体を壁に沿わせると楽な姿勢で過ごすことができます。

利き足と軸足の使い方にばらつきがあることで体の歪みが生じて腰痛につながるのです。

利き足と軸足が起こす腰痛について

足を組んで生活しているとその姿勢がクセになり、背中の歪み、骨盤のゆがみ、肩のゆがみ・・・腰の痛みへと発展していきます。

腰は背中や骨盤、肩、首とも連動していますので姿勢が悪くなると必然的に腰も痛くなります。日頃のささいな体の使い方がどんどん蓄積されて背中や肩に負担をかけて、腰にも負担がかかるという仕組みなのですね。

体のゆがみを少しでも減らすために利き足と軸足の左右差を埋めていくことが大切になります。

利き足と軸足のバランスを取る

利き足と軸足のバランスを取るためにはどうすればいいのでしょうか。

例えば、座っている時に足を組みたくなったり、腰痛が出る場合。

折りたたんだタオルを軸足のお尻の下に敷きます。

タオルを軸足のお尻に挟むことで座っている時の腰の痛みを和らげることができ、足を組みたくなることもなくなります。

足を組みたくなるのは利き足の方に血流が届いていないためなのです。血行を良くしようとする働きで思わず足を組んでしまうのです。

利き足と軸足のバランスの悪さを整えることで左右の足の血流バランスを良くしていきます。

だれにでも利き足と軸足があり、その左右差を完全に埋めることはできません。しかし、左右均等になるように意識することは可能です。血流バランスを整えて腰の痛みと戦いましょう。

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