【食べてアプローチ!】血行不良の腰に食べたい食べ物3選

腰の痛みは腰周りの筋肉が血行不良で困っている時に起こることがあります。

筆者も朝の冷え込みが厳しくなると、腰が痛すぎて10分ぐらい動けなくなるタイプです。そんなときはいつも応急処置で腰を毛布でぐるぐる巻きにしてカイロを当ててなんとか動ける状態まで持っていきます。

毎回応急処置をしなくてもいいように日常生活から気をつけていきたいところですね。今回は腰の痛みにきくとされている食材を紹介します。

血流がよくなることで腰周りの筋肉がほぐれるため、普段からの痛みを和らげましょう。

ゆず

ゆずは昔から風邪や冷え性、リウマチ、腰痛、膝痛、神経症、下痢、便秘、不眠に効果がある食べ物として言われています。現代科学のちからでも、ゆずには血行促進の効果があることが証明されています。

「冬至にゆず湯に入ると風邪をひかない」などと言われたりしますが、普通のお湯とゆず湯に入った時の血中ノルアドレナリンの濃度を測定する実験では、ゆず湯に入った時の方がノルアドレナリンの濃度が4倍も多く検出されたようです。

ノルアドレナリンは血管の収縮をさせる効果のある成分です。これだけでもゆずに血行促進の効果があることがわかってもらえたと思います。

血行が良くなると冷え性や腰痛がやわらぐとされています。

さらにいうと、ゆずの皮・身・種はすべてが余すところなく薬効があるため、ゆずは超万能食材です。身はもちろんのこと、皮を薬味やゆず皮茶・ゆず酒などにもして取り入れましょう。

ゆずの皮

皮の内側には、血行不良を改善するヘスペリジン、ビネンが豊富に含まれています。

皮の外側には代謝を促進する香り成分、リモネン、シトラロール、リナロールなどが含まれています。

ゆずの身

痛みのもととなる活性酸素を除去してくれる、イソフラボンなどの抗酸化物質が含まれています。

そのほかにも疲労回復に効くクエン酸やリンゴ酸が含まれていたり、利尿効果もあります。

ゆずの種

種の表面のヌルヌルに含まれるテルペンは強力な抗酸化作用を持ち、活性酸素を除去する役割を持ちます。テルペンは他にも便秘や美肌効果もあるとされています。

種内部には抗炎症作用のあるオーバラクトンやノミリン、血行促進効果のあるピネリン、リモネンが含まれています。

冷え込みによって起きる腰痛・膝痛には寝る前の摂取が効果的です。あくまでも食材なので個人差がかなりあると思いますがまずは一ヶ月試してみましょう。

みかん酒

みかんには毛細血管をしなやかにして拡張させるビタミンPが存在します。毛細血管が広がれば、体の端から端まで血液が流れるので心臓の負担が少なくなります。しかも血行不良からくるさまざまな症状もさせることができます。

みかんをお酒につける理由

みかん酒はみかんをホワイトリカーにつけて作ります。お酒のアルコール成分で血管の拡張させ、ビタミンPの効果に拍車を掛けます。

また、ビタミンPはビタミンCの酸化を防ぐためビタミンCが全身に行き渡りやすくなります。

ビタミンCには強い抗酸化作用があり、活性酸素をやっつけてくれます。

おちょこ一杯

毎日の飲む分量はおちょこ1杯が適量です。夕食時や寝る前にお湯や炭酸で割って飲めばポカポカして眠れます。みかんには胃酸の分泌を促し、食欲を増進させてくれるクエン酸も豊富に含まれているので食前に飲むのもいいでしょう。

ねばねばスープ

「なめこ」・「里芋」・「オクラ」を使ったスープを紹介します。今回使うねばねば系の食材には共通点があります。ねばねば成分が膝関節や靭帯、腱に栄養を与えてくれます。

膝軟骨のなめらかさや靭帯の弾力性を保つためのコンドロイチン、傷ついた軟骨の修復を促進するとされているグルコサミンは元々体内で生成できるものであります。しかし、年齢に伴って生成量が減ってしまうためにグルコサミンやコンドロイチンを補給する必要があります。

なめこにはグルコサミンが、里芋とオクラにはコンドロイチンがたっぷりと含まれています。

また、コンドロイチンにはグルコサミンの消化・吸収を助ける作用がありますのでなめこと里芋・オクラはセットで食べたいところです。

里芋、なめこ、オクラの赤だしレシピ[/box]>

1日1回食前に飲むのがオススメです。

毎日の痛みが少しでも和らぐように、食事からのアプローチを始めてみませんか?

簡単に栄養素を摂るのには食事が一番です。ちょっとした心がけで毎日を快適に過ごしましょう!

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